【SRY】2019年にSUSURU TV.で紹介した中でおすすめのラーメン屋9店を発表します！

醤油部門は「維新商店」さん。

維新商店さんはSUSURUが好きな要素が全て詰まっていた醤油ラーメンだなといった印象で、キレのある濃い目の醤油スープで動物系の出汁がどっしりとかまえる重厚感もあり、そこに少し背脂が加わることでより動物系のコク、深みが増していました。

さらにスープを飲み終わった抜けには生姜の風味がスッと香って、旨味も強いんですけど抜けが本当に凄く爽やかでとても美味しいスープでした。

スープにあわせる平打ピロピロ麺も凄くモチモチとした力強い食感で、風味も凄く良くて美味しかったですね〜。

さらにトッピングも素晴らしくて横浜という場所柄、少し家系を感じさせるようなスモーキーな味付けのチャーシューも絶品でしたね。

麺・スープ・トッピングの全てがSUSURUの好みのど真ん中ストレートでハマった感じで、今回SRYの醤油部門には維新商店さんを選ばせてもらいました。

塩部門は「福島壱麺」さん。

福島壱麺さんは大阪のお店で、塩部門では2019年ずば抜けて美味しかったなぁと思えるお店でした。

スープを一口飲んだ時の感動がもの凄くてサラサラとかつまろやかな口当たりで滑らかに入ってくる鯛出汁の塩スープがとにかく美味しくて。そしてこれはあっているか定かではないんですけど、ほんのりセロリみたいな風味も感じたんですですよね。

あのほんのりとしたセロリの風味も全然嫌味がなくて。むしろスープの旨味を引き立たせてくれるナイスなアクセントといった感じでめちゃくちゃ美味しかったです。

僕自身セロリがめちゃくちゃ好きというわけではないんですけど、こういう使われ方あるんだなと凄く新しさも感じましたね。

そのスープにあわせた麺も美味しく、さらにトッピングもハイクオリティで2019年に食べたラーメンの中でも感動度合いでいったらトップ３に入るくらいスープ一口目の感動が凄かったですね。

味噌部門は「らーめん 信玄 南６条店」さん。

信玄さんは札幌味噌ラーメンのお店で、スープがめちゃくちゃ旨かったですね。口当たりがサラッとしていてかつ程よいクリーミーさもあって、そして豚骨出汁と味噌の味もしっかりと効いていてシンプルにめっちゃ旨いなと思える味噌ラーメンでした。

麺、スープ、そしてシンプルなトッピングで、味噌ラーメンのお手本とも言えるんじゃないかという一杯でしたね。

チャーハンも香ばしい風味があってスープとあわせて食べるとこれまた絶品で、ラーメンとチャーハンをセットで食べるのを強くおすすめします。

普段SUSURU TV.を見てくださっているずるずるずの面々、もし札幌に旅行する機会などがあったら是非すすってほしいなと思いますね。

豚骨部門は「らーめん もとむら」さん。

もとむらさんは佐賀県のお店なんですけども、佐賀ラーメンツアーの一発目に食べたもとむらさんの豚骨ラーメンが旨すぎて本当に感動しました。

豚骨のクリアな透き通った旨味が凝縮されたようなスープで、豚骨の旨味をしっかりと感じられつつ後味はスッキリとしていて、ついつい飲んでしまうめちゃくちゃ旨いスープでしたね。

太すぎず、細すぎずの中細麺が絡んでもスープの旨味は健在で、スープがとにかく美味しかったです。卵黄を麺に絡めてすするとスープのコクがよりアップしてさらに美味しくすすれましたね。

2019年佐賀に行った一発目にもとむらさんのラーメンをすすったので、その後すする佐賀ラーメンの期待感を持たせてくれたのが要因の一つかなとも思います。

汁無し部門は「燦燦斗（さんさんと）」さん。

燦燦斗さんの動画内ではラーメンをすすっているんですけど、どうしても油そばを汁無し部門にいれたくて。ラーメンももちろんめちゃくちゃ旨かったんですけど、同行者の方にシェアしてもらって食べた油そばが本当にめちゃくちゃ旨くて。

同行者の方にちょっともらってくらいなのでSRYに入れるかちょっと悩んだんですけど、SRYはSUSURUの独断と偏見で決めるものなので燦燦斗さんの油そばが旨すぎたので入れさせてもらいます。

同行者の方が隣で油そばを混ぜていた時点で本当に僕の好きな匂いが凄い漂ってきていて、もちろん醤油もキリリと効きつつ、芳醇な動物系のコクを感じられるタレがめちゃくちゃ旨かったですね。

次回、燦燦斗さんに行く際は是非油そばをしっかり一杯丸々食べたいなと本当に思っています。

つけ麺部門は「りきどう」さん。

りきどうさんはつけ麺の見た目のインパクトでいったら2019年のトップ3に絶対入ってくるだろうなという印象で。りきどうさんでは麺を4種類から選べるんですけど僕が選んだのは「凄平麺」と呼ばれるものでした。

その名の通り凄い平打ち麺の略で、食感も良くさらに風味も抜群な美味しさの麺で、見た目だけでいったら色物にちょっと見えてしまうかもしれないんですけど、あの麺の美味しさは本物でしたね。めちゃくちゃ旨い麺でした。

その麺にあわせるつけ汁は濃厚な醤油味で、甘みと和風出汁の旨味が共存するパンチ強めなつけ汁でめっちゃ好みでした。チャーシューはかなり大きめだったんですけど、柔らかくて凄くジューシーで美味しかったですね。

やはり凄平麺に目が行きがちなんですけど、つけ汁までしっかりとうまかったのが非常に印象的でしたね。今度伺った際には別の麺も試してみたいと思います。2種類の麺を盛ったつけ麺もあったり凄く気になっていますね。

煮干し部門は「中華蕎麦 蘭鋳（らんちゅう」さん。

蘭鋳さんはずっと前から気になっていた煮干しラメーンの名店で、店構えが凄く雰囲気が出ていて隠れ家的な趣のあるお店です。

店主さんの丁寧な仕事ぶりがうかがえるクリアかつソリッドな旨味を感じられる煮干しスープと、中細ストレートで柔らかすぎず硬すぎず、絶妙な茹で加減でスープと寄り添う麺もまた美味しくて。

さらにチャーシューにもほんのり燻製の風味がついていて、この燻製の風味がナイスなアクセントで美味しかったですね。キリリとソリッドかつクリアなスープの美味しさを引き立たせる麺とかトッピングの構築のバランスが良くて旨かったな〜と思いましたね。

金曜日部門は「スタミナ満点ラーメン すず鬼」さん。

2019年の11月に東京都三鷹市にある「鶏こく中華 すず喜」というお店の夜営業のお店として新しくオープンしまして、すでにラーメン好きの間では凄く話題になっているんですけども、文句なしに旨かったです。

目の前で豚肉、ニラ、玉ねぎ、さらにそこに刻みニンニクなどを加えたスタミナ炒めに、コクのある醤油スープを加えた新しいタイプのラーメンでした。

具体的にどんな味なんですかと聞かれたときに、どう答えていいかわからない味なんですけど、本当に美味しいものってそういうことなんじゃないかなとも思うんですよね。食べたら本能的に喜んでしまうような凄くスタミナ感のある美味しい一杯でした。

具材がゴロゴロたくさん入っていたりとか、味付きの背脂なども無料でトッピングできるのでご飯とあわせて食べるのも最高です。

特別賞は「一条流がんこラーメン総本家」さん。

一条流がんこラーメンの名前をSRYの動画で出そうかどうが迷ったんですけど、やはり2019年に食べたラーメンの中でも群を抜いて本当に感動して美味しいラーメンだったので、少し紹介させていただきたいと思います。

ラーメン好きなら知っている人も多いと思うんですけど、がんこラーメンの歴史は凄く古くて1980年代に創業した店主さん（通称「家元」と呼ばれる方）が今でも現役で厨房に立っている超超名店です。

僕は今回初めての訪問だったので「100らーめん」と呼ばれるスープの出汁のみのラーメンをチョイスしたんですけども、この出汁だけのラーメンが本当に尋常じゃないくらい旨くて、出汁だけでこんなに色んな素材の味が感じられるのかと本当に感動する美味しさでした。

やはり行列の長さ、そして営業時間の短さなどからなかなかお店に伺う機会も作るのが結構難しいんですけど、2020年もどうにかして行きたいなと思っている名店です。

もしこの動画をみて初めてがんこラーメンに行きたいなと思った方は、注文方法など色々と決まりがあるので事前にネットで下調べしてから行くのが良いと思います。

というわけで以上9部門、全て発表し終えました。

2019年に食べたラーメン全てとにらめっこしながらこれらのお店をチョイスさせていただいたんですけども、やっぱり自分でいつもラーメンの動画を作っていて言うのもなんなんですけど、ラーメンの画像とか動画をいっぱい見ていたらめちゃくちゃラーメンが食べたくなりましたね。

もし僕が今回選出したお店の中で気になるお店がありましたら、僕の動画でもネットで調べてでも良いのでチェックしていただけたら本当に嬉しいです。

そして2020年ももちろん楽しみながら新旧や地域などにとらわれず、色々なラーメンをすすっていきたいと思っております。というわけで2020年もよろしくお願いします。皆様も良きラーメンライフを！ごっそれ。